ポケモンGO イベントが大盛況 今でも人気の理由

数年前に流行ったスマホゲーム、ポケモンGO。あれから数年たつが、いまだに人気はあり、時々街中や公園などで、多くの人がある時間帯だけ集中して集まり、スマホを見ながらポケモンをつかまえようとしている姿を見かける。

普段は人が集まらない場所に、いきなり大勢の人が集まり、スマホを熱心にみている光景をはじめて目撃した時は、異様な光景にうつり印象に残ったが、今では、その光景に慣れ、ああまたポケモンGOかと思うようになった。

 

なぜ、このゲームは社会的現象となり、いまだに多くの人惹きつけるのか考えてみた。

 

ゲームを再定義した

 

このゲームは、実際にプレイしてはまるほど面白いというのも、世の中に浸透した大きな理由の一つであるが、それだけでなく、ゲームというものを再定義したものである。どういうことかというと、今まで携帯ゲームをやらなかった層に対しても、このスマホゲームをやる理由を与えてくれたため、新たにやりはじめる理由が含まれているということだ。

 

例えば健康のため、運動が必要な場合、外をたくさん歩く手段として、ポケモンGOをやってみたという理由づけが出来る。

今まで親子でなかなか共通の話題がなく、コミュニケーションの一環としてとりいれたいため、親が子供との共通言語を増やすためにはじめてみるというケースがある。

または、お店がお客さんを集客するためのツールの一つとして、ポケモンGOをとりいれるという事例もある。

 

このように、ポケモンGOには、今までゲームをはまった人はもちろん、はじめてゲームをやる人に対しても、やる理由を与えてくれるというのが大きな要因をしめていると思う。

 

これは他のスマホゲームとは大きな違いであろう。

他のスマホゲーの場合、それを始める理由としては、そのゲームに魅力を感じたから、暇つぶしのため、ゲームをすることが元々好きだから等の理由であった。

 

これと比べて、ポケモンGOを新たに始めた理由・特に今までゲームを全くしなかった人でも周りに納得のいく説明が出来るほど、ゲームというものを再定義したものであるのだ。

私自身、友人がやっている画面を、みせてもらったことがあり、なかなか楽しそうなものであった。ただし、プレイを始めてしまうと、おそらくはまってしまい、なかなか抜け出せなくなってしまう可能性が高かったので、私自身はプレイすることはしなかった。

ポケモンGOをやっている時間よりも、他のことを学ぶ時間や読書にあてる時間の方が、私の中で優先順位が高いので、ダウンロードしてスマホでプレイするということはなかったが、人々がはまる理由は共感できる。

 

またスマホを持ち歩き、実際にポケモンを探し、ゲットしていくという疑似体験が出来るのも、このゲームの大きな魅力である。レアな場所でポケモンが出現する場合、冒頭にも記載したが、突如、人々がたくさんその場所に集まってくる。

その集まっている様子をみて、興味を持ち、自分もやってみたいと思う人も多いだろう。

人がたくさん集まって盛り上がっている場所には、より多くの人が集まる習性がある。

 

そして数十年前、ゲームボーイでポケモンにハマった世代からすれば、自分が歩きながらそのゲーム観を味わえるというのも大きな強みである。小学生の時に、ポケモンがゲームボーイではやり、アニメがスタートした世代は現在親の世代となっている。懐かしさのあまり、ゲームを久しぶりに始めてみた人も多いかもしれない。

この強力なブランドがあるおかげで、親から子世代へと、ポケモンというコンテンツはうけつがれている。

ポケモンというブランド力は強力で、今やハリウッド映画でピカチュウが出演する時代である()

 

ダウンロードが無料

これは、他の携帯ゲームにも言えることだが、スマホでプレイするゲームはダウンロードが無料である。任天堂のゲーム機やソフトだと購入するのにお金がかかるが、ポケモンGOは購入時にお金が発生しない。これによって購入ハードルが大きく下がり、やってみようという間口が広がった。

 

課金制度をしない

そして今までのスマホゲームと大きく違う要因と言われているのが、課金をしなくてもゲームがどんどん進められるという点である。今までのスマホゲームだと、課金をすることによって強力なアイテムが手に入れられたり、大幅にレベルを上げることができたが、ポケモンGOは課金をしなくてもゲームを楽しめ、レベルアップをすることが出来る。課金制度にはまることが話題になったこともあるが、その問題をクリアしているのだ。

 

 

☆価値を上げる方法

 

商品や人物、お店など、価値を上げるには、2つ必要なものがあるといわれている。

それはクオリティーと売り場という2つの視点である。

 

クオリティーを上げるとお客さんの満足度はあがる。お店だったら、従業員の接客や提供される食事のレベルなどである。それらのクオリティーが高くなれば、そのお店の価値は高くなる。小説なら、本の内容のクオリティーであるし、ゲームなら、そのゲームの内容のクオリティーが上がると価値が上がる。

 

そしてもう一つ、価値があがる方法は売り場である。

同じ商品であっても、場所が変わるだけで、人々へ与える印象が大きく違い、商品に対して感じる価値も変わってくる。

 

例えば、仏像に関する雑誌を本屋で売るのと、お寺や仏像が展示している展覧会で売る場合、どちらの方が売れ行きがよいだろうか。

 

これは後者であろう。同じ商品であっても、それを求めるニーズが場所によって変わり、仏像雑誌に対する価値が変わってくるからである。

 

全くおなじカバンが、たまたま歩いた商店街に置いてある場合と、自分がひいきにしているお店に置いてある場合だと、後者のカバンの方が価値があがる。

 

 

ポケモンGOは、ゲームというコンテンツのクオリティーが高く、またスマホという身近な存在にも売り場として進出してきたため、価値が高く、人々から人気を集めている。

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